手元でズーム、RECコントロールが可能に!リモートコントローラー「ZFC-L」のご紹介
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皆さんこんにちは。パンダスタジオレンタルの自称「三脚ソムリエ」の櫻井です。
先日、大量にレンタル在庫を追加したSONY 4K対応業務用ビデオカメラの「PXW-Z190」、「PXW-Z280」や、収録カメラの定番となっている「HXR-NX5J」や「HXR-NX5R」、サブカメラやコンパクトな収録カメラとして利用されている小型のカメラの「PXW-Z90」などで利用可能な超便利なアクセサリー、Libecのリモートコントローラー「ZFC-L」についてご紹介します。
Libecリモートコントローラー「ZFC-L」とは?
Libecのリモートコントローラー「ZFC-L」は、SONY業務用カメラ等に搭載されているREMOTE/ Lanc端子に接続するリモートコントローラーです。三脚のパン棒等に取り付ければ、手元でカメラのズーム、フォーカス、RECを制御可能です。このコントローラーの存在を知らない方は、三脚にカメラを搭載したときに、直接カメラを操作してズームやフォーカスを調整していると思います。ただ、ズームレバーやフォーカスレバーを直接触っての操作はやりにくいですよね。長時間の配信や収録でカメラコントロールを手元で操作できたらどんなに楽か・・そんな事を考えているのではないでしょうか。
もともと、テレビ局のプロのスタジオ収録現場では、使用されるカメラやレンズが巨大なので、ズームやフォーカスは、「ズームデマンド」、「フォーカスデマンド」という専用のリモートコントローラーを使い、すべて手元で操作できるようになっています。ただ、それぞれ10万円超えというびっくりするくらい高価な商品です。
これを通常の業務用カメラにも安価に応用できないか・・と考えられた結果、生まれたのがLibecのリモートコントローラー「ZFC-L」となります。
「ZFC-L」があれば、三脚のパン棒に取り付けて、手元で簡単にズームやREC制御、必要に応じてフォーカス制御が可能になります。私もプライベートで発表会を撮影したりしますが、非常に使いやすいので、オススメです。
取り付け方法は?
パン棒や一脚などを挟み込んで固定するクランプ式になります。丸パイプ(直径45mmまで)であれば、Libec以外の三脚や一脚にも取り付けられます。取り付け位置の工夫次第で、電動ジンバルやリグにだって取り付けられますよ!
カメラとの接続方法は?
ZFC-Lのコネクタは2.5mmジャックのミニミニプラグです。これをSONY業務用カメラに搭載されているREMOTE/ Lanc端子に接続します。
※間違ってマイク入力端子等に差し込んでも動きませんのでご注意ください
対応機種は?
現在メーカーで対応機種が公表されていますので、ご紹介いたします。(2020年10月現在)
実はSONY以外のカメラ(一部のCANON, Panasonic, JVCカメラ)にも対応しています。
レンタルは?
一度使ったらその便利さにリピーター続出のこのリモートコントローラー、SONY 4K対応業務用ビデオカメラの「PXW-Z190」、「PXW-Z280」や、収録カメラの定番となっている「HXR-NX5J」や「HXR-NX5R」とのセットモデルを作りましたので、ぜひレンタルしてみてください。きっと使えますよ!