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この記事の内容
マルチカメラ撮影でワンランク上の映像を目指そう!
私はプライベートでイベント(定期演奏会やイベント)の撮影を行っていますが、基本的に以下の3台のカメラでマルチカメラ撮影を行っています。
今回はマルチカメラで撮影するとなぜワンランク上の撮影が可能になるのかをお伝えします。
複数カメラで撮影するメリット3点
複数カメラでの撮影には、以下のメリットがあります。
1. 視聴者に全体像をわかりやすく伝えることができる
複数の人物やオブジェクトを同時に撮影することで、視聴者に全体像をわかりやすく伝えることができます。たとえば、イベントやライブの撮影では、ステージ全体を映すカメラと、出演者の表情や細かい動きを映すカメラを組み合わせることで、視聴者に臨場感を与えることができます。
2. 視聴者があたかもその場にいるような臨場感や迫力を伝えることができる
複数カメラで撮影することで、視聴者があたかもその場にいるような臨場感や迫力を伝えることができます。たとえば、スポーツの試合の撮影では、複数のカメラを使って、ゴールシーンや迫力のあるプレイをさまざまな角度から撮影することで、視聴者がまるでその場にいるような感覚を味わうことができます。
3.編集の幅を広げることができる
複数カメラで撮影することで、編集の幅を広げることができます。たとえば、切り替えやズームなどの演出を自由に行うことで、視聴者の興味を惹きつける動画を制作することができます。
具体的には、以下のシーンや用途に複数カメラでの撮影が有効です。
- イベントやライブの撮影
- スポーツや演劇の撮影
- YouTubeやTikTokなどの動画配信
- 企業のPR動画や商品紹介動画
もちろん、複数カメラでの撮影には、機材や技術の準備が必要になります。また、編集の際にも手間がかかるため、ある程度のスキルや経験が必要です。しかし、複数カメラでの撮影は、動画の表現力を大きく広げてくれる有効な手段です。ぜひ、自分の動画制作に応じて検討してみてはいかがでしょうか。
なぜ3つのカメラが必要なのか?
まずはカメラ台数に応じた画作りを見てみましょう。
カメラ1台で撮影すると・・
自分のみの撮影になります。例えば、運動会で自分の子供の映像ばかりを撮って、周りの状況が撮れておらずあとから見返すと状況がつかめない、といった失敗もありますね。かといって引いたばかりの映像だと、被写体によれず全体をなんとなく撮っていて、臨場感に欠ける映像になったります。自分だけが楽しむ映像なら良いのですが、他の方にお渡しする映像ということだと・・私は怖くてとても出来ません(汗)
カメラ2台で撮影すると・・
引きのカメラ+自分の操作するカメラで運用可能です。引いた映像があるので、自分の操作するカメラは思いっきり寄ったりしても編集でカバー可能です。1台のカメラで撮影するよりはずっと映像が良くなります。ただ、絵が似たようなアングルからになるのが少し寂しいですね。
カメラ3台で撮影すると・・
引きのカメラ+自分の操作するカメラ+演出用カメラになります。私は3台での運用を心がけています。
寄り、引き、指揮者の3つのカメラで、寄り、引きだけでなく、指揮者のアップも入れることで、舞台上の動きがあまりない演奏会においても、画作りの幅が大きく広がります。
また、演奏会でなくても、例えばスポーツなどで、1つのカメラでスコアボードをずっと撮影しておけば、編集の手間が大幅に省けます。
3台カメラがあることで、撮影の自由度はグッと広がります!
実際の撮影はどんな感じなのか?
先週末、新浦安にあるJ:COM音楽ホールで3カメラのマルチカメラで撮影しましたので、情報をお伝えします。
カメラ配置図
カメラ1:SONY PXW-Z150(メインで寄りで撮影するカメラ、演奏者、ソロのアップ)
PXW-X70をベースに大型化し、三連リング(ズーム、フォーカス、アイリス)を搭載させた暗所に強いカメラ。4K撮影にも対応。
カメラ2:SONY RX10M2(引きのカメラとして運用、外部モニターレコーダー:NINJAなどに収録)
ネオ一眼と呼ばれる高性能コンデジ。35mmフィルム換算で24-200mmで、ズーム全域F2.8の大口径レンズ搭載で、4K撮影に対応。弱点はバッテリー容量が小さい点ですが、VマウントバッテリーのUSBから給電することで3時間回しても全く問題なし。
カメラ3:Panasonic AG-AF105 (2Fに設置し、上から指揮者を抜くカメラ、印象的な映像が作成可能)
動画機能搭載のミラーレス一眼GH2をベースに動画撮影に特化した一斉を風靡したPanasonicのレンズ交換式のシネマカメラ。(10年以上前ですが)大判センサーを活かしたボケのある映像が撮影可能。印象的な映像が必要な場合は演出用カメラとして回しています。こちらは4K非対応。
客席側から指揮者を撮ると背中しか映らないが、2Fから客席側にカメラを向けることで、指揮者の表情を撮影することが可能。
マルチカメラで苦労する点
2点あります。1点目は3つのカメラの映像の同期、2点目はSonyとPanasonicのカメラメーカーの違いによる色合いの違いです。
Daivinci Resolve Studioは音声同期も可能で、マルチカム編集もラクに行えます!しかも色合いの調整も細かく可能です!
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マルチカメラに最適なブラックマジックポケットシネマカメラが3本セット(2本分の価格で1本タダ)が出ています!(2023年10月20日現在:なくなり次第終了)同じ型番のカメラで統一することで、メーカーによる色合いの違いがなく編集がラクになります!在庫はなくなり次第終了ですので、興味のある方は急いでください!
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気になったらぜひレンタルして試してみましょう。パンダスタジオレンタルは皆様のご利用をお待ちしています。