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三脚解説シリーズについて
いつもパンダスタジオレンタルをご利用いただき、ありがとうございます。パンダスタジオレンタルのスタッフ櫻井です。パンダスタジオレンタルは映像に関する機材、業務用ビデオカメラ(Sony PXW-Z90, NX5R、AX700等)や、一眼レフカメラ(Canon EOS Kiss X9等)、ミラーレスデジタルカメラ(Panasonic GH6, GH5、Canon EOS R5c, EOS R5、Sony α7sIII, FX3等)や、配信用機材(PEPLINK、Live U Solo、YoloBox Pro、パケット無制限のモバイルWifiルータ等)をメインに取り扱っていますが、実は小型クレーンやペデスタルやスライダーといった「特機(特殊機材)」のお貸出しも行っております。カメラが高性能化していく中で、三脚をしっかりしたものを使わないと、せっかくの画がガクガクになって台無しになってしまいます。4K, 8Kの撮影を行うのであれば、カメラを支える三脚の特性もしっかり理解する必要があるのではないでしょうか。今回は「動画用三脚の保管」について説明します。
動画用三脚の保管方法について
動画用三脚ってどうやって保管しておけば良いの?っていう疑問、ありますよね。説明書にも特に詳しい記載はないし、適当でいいじゃないですか、という意見もあるかもしれません。ただ、ここを意識することで三脚の耐久性を高められますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
段階式カウンターバランス機構を搭載した動画用三脚の場合
①段階式のカウンター搭載機種(Sachtler ACEなど)バランスをフリー(0段階)を推奨します。
②ヘッドのパン、ティルトのロックも解除しておくと、ロック機能の負担を軽減可能です。
③脚ロックを半ロック状態(完全に締めない状態)にしておくとロック機能の負担を軽減できます。
該当機種
無段階式カウンターバランス機構(パーフェクトバランス機構)を搭載した動画用三脚を保管する場合
①無段階カウンターバランス搭載機種は、スプリングにクセが付くのを防ぐため、最弱にすることを推奨します。
②ヘッドのパン、ティルトのロックは解除しておくとロック機能の負担を軽減できます。
③脚ロックを半ロック状態(完全に締めない状態)にしておくとロック機能の負担を軽減できます。
該当機種
カウンターバランスが固定の動画用三脚を保管する場合
①ヘッドのパン、ティルトのロックは解除しておくとロック機能の負担を軽減できます。
②脚ロックを半ロック状態(完全に締めない状態)にしておくとロック機能の負担を軽減できます。
該当機種:
まとめ
オリジナル製品の販売のお知らせ
パンダスタジオレンタルでは機材のレンタルのほか、一部製品の販売も行っております。先日、数量限定でパンダスタジオのオリジナル三脚ケースとLibecのエントリー三脚を組み合わせたオリジナルセットを3点作りましたので、そちらもご検討よろしくお願いします。
【バックナンバー】映像関連の解説シリーズ
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