スマートフォンで生中継ができない理由
小規模イベントなどの生中継する場合、イマドキだと、「iPhoneでも中継できるじゃん」(だからお金をかける必要ないじゃん)といった、声を聴く事もあります。
iPhoneなどで中継する場合、ソフトバンクやドコモ、auなどのキャリアの回線を使用することになるかと思いますが、月間の容量制限がネックになります。また容量が十分にあっても1日で沢山のパケットを使うと、スピードの制限がかかるようです。
スマートフォンの速度制限がかかるまでどれぐらいの時間利用できるか計算
DoCoMo、SoftBank、au各社のSIM、速度制限がかかるまでにどれぐらいの時間生中継がかのうか、ストリーミングの容量計算ができるWebサイトがありましたので、計算してみました。
まず、LTE回線を利用すると、電波の状態が良い場合は、4Mbpsくらの速度が出ますので、回線速度は、 40,00Kbpsで考えます。「kbps(キロビットパーセカンド)」 とは、1秒あたりに何ビットの通信が行えるか、を表しています。40,00kbpsとは、1秒で、4,000、つまり 4Mビット 通信ができるという事です。
たとえば、この速度で1時間通信を行ってたとすると、14,400Mビットの通信が行われたことになります。ファイルの容量制限などで言われている数字の単位は、ギガバイト、ですから、このビットをバイトに変換します。1バイトは、8ビットなので、14,400Mビットを8で割ります。すると、18,000MB(メガバイト) つまり 1.8GB になります。3GB制限だとしたら、2時間弱ですね。
2時間/日を使う可能性があるのであれば、上り無制限モデムが解決策
本当に小規模な配信であれば、ギリギリ何とかなるかもしれませんが、ちょっとしたセミナーなどでは、もうお手上げの数字ですね。皆さんに、上り無制限SIMをレンタルをつくって提供するようになったのは、リハーサルでの使用時間を考えると、2時間弱で制限がかかっていまうDoCoMo、SoftBank、au各社の通信カード、モデム、スマートフォンでは、生中継ができないからなのです。
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