噂のVlogCam SONY「ZV-1」を使ってみた
皆様、いかがお過ごしでしょうか。桜の花も満開になり、都内も入学式のシーズンが到来しています。そんな中、今回はSONY VlogCam「ZV-1」とワイヤレスリモートコマンダー機能付シューティンググリップ「GP-VPT2BT」のセットモデルである「ZV-1GWC」を使用してみました。私、普段はSONYのネオ一眼のRX10M2を使用しています。そもそも「Vlogカメラとデジカメの違いって何?」という疑問、私も実際に使用するまでずっと思っていました。まずはそれぞれの用途の違いについて触れてみましょう。
「Vlogカメラ」と「デジタルカメラ」の違い
Vlogカメラとは、Vlog(ブイログ:ビデオブログの略)用に設計されたカメラのことを指します。Vlogとは、動画で自分自身や自分の興味、ライフスタイルを紹介するオンライン上のブログの形式を指し、Vlogカメラは、この目的に特化して設計されたカメラです。
Vlogカメラは、小型で軽量の設計であり、自分自身を撮影するための機能が搭載されています。例えば、画面が反転する自撮りモードや、より広い撮影角度を可能にする広角レンズ、音声録音機能が高品質なマイクなどがあります。また、Vlogカメラは、動画撮影に必要な機能や設定が簡単に操作できるようになっていることが多いです。
SONY ZV-1の特徴について
Sony ZV-1は、Vloggersのために特別に設計されたコンパクトで高性能なカメラです。
このカメラは20.1メガピクセルの1.0型Exmor RS CMOSセンサーを搭載しており、高品質な映像を撮影できます。また、24-70mm F1.8-2.8の広角レンズを搭載しており、広い範囲を撮影することができます。
さらに、ZV-1には、Vloggersにとって非常に便利な多くの機能が搭載されています。
たとえば、背景をぼかすことができる「ボケ味優先」ボタンがあります。また、人物の肌をキレイに取る「美肌モード」もあります。
▲「ボケ味優先」処理での画像。背景は良い感じでボケていますね。
また、顔と目の追跡機能を備えた高速オートフォーカス機能もあります。さらに、高品質な音声を録音するための3カプセルマイクが搭載されており、ノイズを減らして明確な音声を録音することができます。また、レンズ一体型でコンパクトで持ち運びも簡単です。
▲レンズは収納されますので、非常に平たくなり、ハンドバッグにも入るサイズです。
・広角レンズ搭載で、シューティンググリップと併用して撮影者も被写体として参加できる(普段、撮影している自分が映ることがほぼなかったので、撮影者も一緒に参加できる所が良かった。)
・スマホと比べて絵がキレイ、ボケ味、美肌モードも搭載。音もしっかり取れており、スマホからワンランク上の撮影に行きたい人にぴったり。
・シューティンググリップと組み合わせると静止画、録画撮影、ズーム、カスタムキー(ボケ味モードをアサイン)できて非常に便利。
・24-70mm F2.8レンズなので、望遠域が弱い。イベント撮影の際に被写体との距離があると厳しい。
・シューティンググリップを付けるとバッテリーやメモリカードのアクセスができない。
バッテリーの持ちは可もなく不可もなく。写真と動画で1時間程度の撮影で、バッテリー残量は半分程度。筐体サイズが小さいので心配でしたが、特に気になりませんでした。
まとめ
ZV-1は総合的に言えば、高品質な映像、便利な機能、コンパクトなサイズ、簡単な操作性を備えており、動画も写真も撮影したい欲張りユーザーにとって非常に有益なカメラのひとつと言えるでしょう。スマートフォンよりももうワンランク上の画質、音質を求めるなら、VlogカメラのZV-1で決まりですね!
ハンドバッグに入るサイズですので、望遠域の撮影は別のカメラを持っていき、サブカメラとして利用するのも良さそうですよ!今年のGWは5連休なので旅行などのイベントのお供に是非。
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