みなさんこんにちは。パンダスタジオレンタルのスタッフです。
今回は、レンタルで取り扱いを開始したワイヤレスビデオトランスミッター(無線映像伝送装置)と呼ばれる機材の紹介と、その選び方について説明していきます。
この記事の内容
ワイヤレスビデオトランスミッター(無線映像伝送装置)とは?
通常カメラからの映像信号をスイッチャーなどに入れようとした場合、会場の規模が大きくなればなるほど、必要となるケーブルも長さが必要になってきます。ワイヤレスビデオトランスミッターは、ケーブル(HDMIやSDI)を使わずにワイヤレスで映像を必要な機器へ飛ばすことができます。また電波を使って映像を送受信するので、国内で利用できる製品は技術適合試験を行い工事設計認証を取得している必要があります。
ワイヤレスビデオ伝送システムの種類
ワイヤレスビデオトランスミッターには様々種類がありますが、その中でも撮影現場で重要になってくるのが以下となります。
- 入力、出力方式
- 伝送方式
- 伝送遅延(レイテンシ)
- 給電方法
パンダスタジオレンタルで取り扱いのあるワイヤレス伝送装置を以下でまとめてみました。
ワイヤレスビデオトランスミッター取り扱い製品の比較
ワイヤレスビデオトランスミッター到達距離ランキング ベスト3
1位 2000m
2位 1500m
3位 1000m
飛距離優先で選ぶなら
大きなホールや野外などで利用する場合には、映像の伝送距離が長く必要になります。
そういう場合には長距離利用が必要なワイヤレス伝送装置が必要となりますが、長距離での映像伝送ができるモデルで選ぶならこちらがおすすめ。
伝送遅延が小さいモデル選ぶなら
伝送遅延(レイテンシ)とはデータ転送における指標のひとつで、転送要求を出してから実際にデータが送られてくるまでに生じる、通信の遅延時間のことをいいます。
この遅延時間が短いことをレイテンシが小さい(低い)、遅延時間が長いことをレイテンシが大きい(高い)と表現します。
この伝送遅延が小さいと、装置間(送信機・受信機間)の映像が届くまでの時間が早く、伝送遅延が大きいと映像が届く時間が遅くなります。業務用で利用するのか、趣味レベルで利用するのかによってもこの伝送遅延数値を気にする方も多いです。
レンタル商品の中では、伝送距離は350mですが、伝送遅延はわずか40msecという数字のHollyland COSMO C1が伝送遅延が少ないモデルの中ではトップです。
Hollyland COSMO C1 HDMI/SDI無線映像伝送システム 【技適認証】 レンタル
入力・出力が多いモデル選ぶなら
映像伝送に利用するのはSDIかHDMIになりますが、商品によってはSDIのみでしか対応していないモデルやSDI/HDMIの両方が利用できるモデルも存在します。
入力・出力がSDI・HDMI対応のモデルで選ぶならこちらがおすすめ。
IDX CW-D10 ワイヤレスビデオ伝送システム (SDI/HDMI 最大伝送距離 1,000m)
ワイヤレスビデオトランスミッター(無線映像伝送装置)のまとめ
最近では昔に比べると、価格も安く性能が高い無線映像伝送装置が各社から販売されております。
今後もパンダスタジオレンタルでは様々な映像無線伝送装置を取り揃えていく予定です。
ワイヤレスビデオトランスミッター入門モデル
Hollyland MARS400SはフルHD画質のSDIとHDMI信号伝送をサポートしているので、ワイヤレスビデオトランスミッターをはじめて利用してみる方向けの機種です。レビューを書いて、500円分のポイントプレゼント中です。ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
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