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SDカードとMicro SDカードの違い
この記事の内容
現在使われているSDカードは、大きく分けてデジカメやデジタルビデオカメラ、一眼レフカメラ、デジタルフォトフレームなどで使用されている「SDカード」とケータイやスマートフォンなどの小型機器で使用されている「microSDカード」の2種類があります。
最近ではこれらのSDカードはより多くのデータを1枚のカードに保存できるよう、大容量化が進み、4GB~32GBの「SDHCカード」「microSDHCカード」、64GB以上の「SDXCカード」「microSDXCカード」と規格を拡張していっています。2019年には大容量のものでは1TBのものまで出てきています。
小さくなりつつも大容量化でより多くのデータが高速で保存できる技術の進化に驚くばかりですが、そもそもこの記録媒体の「SDカード」と「マイクロSDカード」の違いについてわかりやすく説明していきたいと思います。
カードのサイズと利用用途の違い
出典:GREEN HOUSE
転送速度の違い
メモリーカードにはサイズ、容量だけでなく速度にも違いがあります。このSDスピードクラスとは、SDアソシエーションで定められた速度規格で、連続したデータの書き込み・読み込みの最低保証速度を表しています。CLASS(クラス)の数字が高くなればなるほど、データ書き込みの速度が早くなります。
ご利用のレンタル機器によって必要とされる転送速度が異なりますが、例えば「SDスピードクラス CLASS 10」は、フルHD動画撮影にも適しています。
ビデオスピードクラス 転送速度の違い
メモリ大容量化とバススピードの高速化に合わせて、スピードクラスは、「スピードクラス」、「UHSスピードクラス」および「ビデオスピードクラス」へと拡張してきており、一眼レフでも4K動画が手軽に撮影できるようになってきています。
ここで注目したいが「ビデオスピードクラス」。こちらもV○の数字が高くなればなるほど、データ書き込みの速度が早くなり、対応するフォーマットもHD→4K→8Kとより高画質な動画を記録することができるようになります。
出典:SD Association
動画撮影をメインとしたSDカードを選ぶ際には、「スピードクラス」と「ビデオスピードクラス」のマークを意識して選ぶといいでしょう。
4Kビデオを撮影する場合であれば最低でも Class10 または V10 のマークが入ったものを選ぶと間違いありません。 出典:SD Association
パンダスタジオレンタルでは、お客様が選びやすいようにメモリー・ハードディスクをカテゴリ別ごとに分けてレンタルをしております。
また、最近では4K動画が撮影できる機種も非常に多くなったため、スピードクラスのカテゴリーからも選べるようになっております。
こちらで紹介したSDカードやマイクロSDカードの他、コンパクトフラッシュやポケシネ4K、6Kなどで利用される大容量のSSDの他、ハードディスクなどのレンタルも行なっております。
4K動画撮影対応機器のSDカードを選ぶなら
Lexar Professional 256GB UHS-II 1000xSpeed 150MB/s SDXCカード
SanDisk 256GB UHS-I U3 Class10 Extreme PRO 170MB/s V30 SDXCカード
SDカード・MicroSDカードの選び方まとめ
カメラ用SDカード・MicroSDカードの比較と失敗しない選び方のまとめでした。利用する撮影機材によっては利用できるSDカードやMicroSDカードの容量上限がありますのでご注意ください。種類や用途の他、マークによって使えるSDカードやマイクロSDカードがあります。機材に合うSDカードやマイクロSDカードを選びましょう。