Blackmagic Design ATEM Television Studio Pro HD
講義内容の文字お越し
それでは次にオーディオに関してご紹介を致します
ATEMの中にはオーディオミキサーが搭載されています
下のタブ、オーディオというところを選択して頂きますと、ご覧のようなオーディオミキサーが現れます
これはスイッチャーの中に搭載されるミキサーとなります
今、上のほうに、カム1、カム2、カム3カム4、5678というふうにありますけれどもこれはsdi もしくは HDMI にエンベデットされた音声のミキシングができる箇所と なります
例えば今カメラ6の音声これをオンにしてみたいと思います
その場合には下のONというボタンをクリックします
そうしますと、今プログラムの画面でも実際に音声でも分かると思いますけれども
6番に乗っていた音声が重畳されていた音声が出力されてマスターとなって出力されます
こちらもこれゲインの調整ができますのでちょっと大きいかなと思った場合にはここで ピークを下げていただくこともできますし逆に音量を上げてあげるということができます
これは自由にミキシングできますので他のチャンネルも加えたいという場には、ほかのチャンネルでONを押して頂ければと思います
もう一つのオーディオミキサーの機能としましてこちらにある afv というのがあります
これは何かと言いますとプログラムで取られている場合のみ音声を出力するという機能です
例えば今5番のシグナルを撮りましたそうすると6番は取られてないので音声は使われません
なのでプログラムの方音声メーター動いてませんしこちらのカムロックの下も黄色いマークとなっています
しかしこの後にまた6番を選びます
そうしますとこのようにメーターがちゃんと上がりましてミキサーの方もカム6下に赤いマークが
この afvというのはオーディオ follow ビデオという略になりまして
ご覧いただいた通りプログラムで捉えた場合のみ音声を出力するという機能になっております
あとその右側には XLRなど外部のミキサーなどから入れられた音声を調整するセクションがございます
そして右側マスターですね。これはマスターのタブとなりますので今までミキシングされたすべての結果がこちらで最終調整 されるという形になります
では次にハードウェアのパネルを使った音声の調整方法についてもご紹介をさせていただきたいと思います
実はこの ATEM のスイッチャパネルの方でも音声の調整ができるようになっています
今回使っているのは atm television studio pro hd という機種ですけれども左上こちらのところにオーディオミキサーが搭載されておりましてオーディオの調整ができるようになっております
具体的にはどういう風にやるかといいますと
まず今ここにピコピコとこう明かりがついていると思います。
これ最大で4つまで表示できるものとなっておりまして緑緑黄色赤となっております
この赤に振れた時にはピーキングしてますということになりますのでここで見ながらピーキングをしているかどうか点を確認することができます。
例えばわざとゲインを上げてみました。
そうすると赤いランプがつきます。
これはピーキングしてますよということですね。
その場合にはこの ノズルを移動してもらいます。
そうするとソフトウェアの方でもご覧いただいて分かるとおり ミキサーが上下に振れているのがわかると思います
つまりこのの部でミキサーのゲインを上げたり下げたりということができるということになります
これ非常に便利で、それぞれのチャンネルで独立して調整できますのでそれぞれ 必要に応じて音声のメーターを上げたり下げたりしていただければと思います
あと先ほど紹介した afv とONというボタン、ちゃんとございますので ここでONというボタンを押しますとスイッチャーでどのようにボタンを押しても必ず音声が乗り続けます
それに対して afv というのをしますと
このようにプログラムで取られた場合のみ、そこの音声が必要されるということになります
あとは右側の上側ですね
こちらにマスターのの部がありまして実はここでマスターの音量調整が可能になっています
ここでノブを左まわしたり右まわしたりすると 右下のソフトウェアコントロールの方で分かる通りゲインがマスターのゲインが上がったり下がったりという結果になります
このようにですねハードウェアでもソフトウェアでもオーディオのコントロールという
ことはできますのでどちらでも都合のよろしい方法で音声を適切な状態に保って頂ければと思います
それでは最後に追加情報としまして一つお伝えしたいことがございます
それは audio のパネルですね mixer panel を使う方法です
実はこの atem スイッチャーすべての機種がMackieプロトコルに対応をしておりまして
Mackieプロトコルに対応したパネル mixer panel からの操作が可能になっております
ですのでこのイメージ図のようにハードウェアのパネルを用意して、そちらでオーディオ専門の方がミキシングをすると いうことも可能になっております
後もう一つ情報としましては 今月に発売開始となったATEM Television Studio Pro 4Kという製品ございますけれども
こちら実はオーディオのミキサーがかなりパワーアップしております
どうパワーアップしたかと言いますとATEM Television Studio Pro 4Kからフェアライトオーディオミキサーというのが搭載されるようになります
このフェアライトオーディオミキサーはイコライザーダイナミクスオーディオディレイ
が追加されておりまして
周波数に合わせて音量を調整したりとかダイナミクスを使ってコンプレッサーを使ったりとか
ノイズゲートを使ったりということができるになっています。
あとはオーディオディレイをかけることで XLR の音声と SDI の映像をうまく合わせるということ
もできるようになっております