Blackmagic Design ATEM 4M/E Broadcast Studio 4K
Blackmagic Design ATEM 4M/E Broadcast Studio 4K
講義内容文字お越し
ATEM Television Studio Pro 4K を使ったクロマキーのご紹介を致します
ATEM Television Studio Pro 4K と ATEM 4 ME BroadcastStudio4kには他の ATEM スイッチャーにはない優れたクロマキーの性能が搭載されています
これは ATEM Advanced Chroma Keyer と呼ばれておりまして
オートセットアップですとかスピル除去ですとか、カラコレといったクロマキーに必要な機能というのを全て搭載しております
ですので、他のスイッチャーに比べて非常にキーイングがし易いというのが特徴になっております
では実際にクロマキーヤーこの ATEM Television Studio Pro 4K でやってみたいと思います
アップストリームキー1と書いてあるところを開きます
この中に4種類のクロマキーヤーがあります
けれどもその中のクロマというものをの選択します
プログラムですね、こちらはカラーバーをを乗っけましてその上にカメラ8番の映像ですねこれを合成してみたいと思います
フィルソース、ブラックという風になってますけども、ここでカメラ8番いうのを選んであげます
そして、ここでon air するとプログラムに乗っかるということになります
ただこの ATEM Advanced Chroma Keyer の便利な点としては
こちらのクロマサンプルが使えるというのがあります
このクロマサンプルというのは、プレビュー画面でしか使えませんので
今皆様の見ている左下のボックスに入っている画像
これは実はをAUXのアウトなんですけども、このAUXのアウトプレビューにします。
プレビューも同じようにカラーバーを使えます
この状態でクロマサンプルをオンにします
そうしますと、ここに四角いボックスが現れましてプレビューというボタンを押しますと
このような形で実際にプレビュー画面に四角いボックスが現れてきます
大きさを変えることもできまして
大きな範囲でグリーンを抽出するということもできるようになっております
この状態で例えばグリーンを抜けている所を選んで頂いて
そしてえこれで ok となりましたらサンプルを外します
そしてまたプログラムに戻りまして、on airボタンを押します。
んですね
でご覧いただいて分かる通りですね、もうこの時点でかなり綺麗に抜けてます
カラーバーこういうふうにワイプで表示した場合にも
カラーバーの色、全然違いがないというのが、おわかりいただけると思いますし
髪の毛のあたりですとか、他にもかなり綺麗に抜けております
AUXのアウト、 key 1マスクというふうにします
そうしますと、このように、白黒の画像が出てきます
これは、黒の部分が抜けている部分、白の部分が残っている部分になりまして、
はっきりとした白、はっきりとした黒が残っていれば、綺麗なキーイングができるということになります
ご覧のようにほぼ完璧に抜けてはいるんですけれども
バックグラウンドの右下にちょっと白いところが残っていますね
これは調整可能です。
ここのバックグラウンドのセクションパラメータいじっていただきますと
右下のバックグラウンドキーイングがうまくできます
この女性の服ですね
そこがちょっとグレーっぽくなってますよね。
フォアグラウンドと同じように抜いてあげます
そうしますと白黒はっきりしてきまして、かなりキーイングができたと思います
あとは、キーエッジというのもありまして、キーエッジ、使っていますと
エッジの部分広げたり、戻したりということができます。
ではAUXからまたプログラムを選びます
あとできる事としては、スピルっていうのがあります。
これスピルというのは何かと言いますと
グリーンの残った部分ですね、
髪とかに、グリーンのスピルが残るということがありますけれども、
それを外すことができます
これで見た方が分かりやすいですかね。
グリーンがちょっと乗っかっているのがわかると思うんですけれども、
それはスピルを除去することで、このように消すことができます
これが before はですね
右下ですね。この髪の右下を見て頂くと、グリーンがちょっと乗っかっているのが分かると思いますけども
100%にするとそのグリーンが、完璧に無くなったのがおわかりいただけると思います
あとフレア抑制というのは
もし被写体の女性男性にフレアが乗っかってきたとき、つまり色かぶりが起きてきたときに、それを抑制することができます
補色をぶつけてあげると言うんですね。
あとはカラー調整というのがあります。これはカラコレに近いものだと思ってください
明度、コントラストですね、サチュレーションを強める弱める
簡単なこカラコレであれば
このクロマキーの中でできてしまうということですね。
あと赤緑青というのがありますけれども
こちらで赤成分ちょっと強くしたりとか
青を減らして、黄色を強くしたいとか
RGBにも基づいたカラコレができるということになっております
あとはマスクですね。
これは普通のATEMのキーヤーでも同じことですけれども
右上左下に乗っかっているマスク、こちらを外していただけると
マスクを使ってまず左
こんな感じでです
右も同じように外していただけます。
あとはフライ キーですね。
これは大きさを変えたり位置を変えたりというものですけれども。
グリーンバックの特定の部分だけ抜き出すということもできます
こうやって見るとかなり髪の部分も結構きれいに抜けているのではないかなとというふうに思います
あとキーフレームは通常の DVEと同じですね。
a を設定してaの地点を置いてあげたりとか
あとは、このような状態でb を設定して
このようにキーフレームを打つことができますよ、と
今日はせっかくなので
今、実際にアーサーブロードキャストで撮影をしている
グリーンバックを抜いてみたいと思います
この状態で、じゃあグリーンバッグを抜いてみましょう、といった時には、
先ほどと同じようにプレビュー画面、見ていただく必要がありますので、プレビューにしまして
クロマサンプルをとると
この状態でプレビューボタンを押して箱を移動していただくと、
非常に簡単にクロマキーできると
であとは下のキー調整ですけれども
先ほどと同じようにkey 1マスクというのを使いますと、白黒の状態で見れますので
より簡単にわかるようになっています
この完全に白くならないとどうなるかというのをお見せしますと、
完全に白くならないと、白黒がはっきりしないと、こんな感じで
背景のバックグラウンド素材ですね、これが抜けてしまいますので
このkey1マスクというのを使って
ちゃんと白と黒がはっきりするように、していただいた方がいいです
こういうことですね
白がはっきりして、この状態ですとキーイングはできています
あとはスピルですね。
これは、この素材でほぼないので必要ないかもしれないんですけれども、
スピルサプレッションもし必要であれば出来ますし、
フレアのサプレッションもできます
あとはカラコレですね
明るくしたい、コントラストをつけたい
サチュレーションをあげたい
色成分をそれぞれ上げたり下げたりしたいという形で調整をすることができます
ではちょっとズームアウトしてみましょうか。
ズームアウトしてまして、みてもをかなりきれいに抜けているのがおわかりいただけると思います
あと気になるのはマスクですけれども
マスク、一回見てみましょう
左を抜けきる状態にしたいので
左をくるくるくるくる回し、今ハードウェアでやってます
あとはですね、下のグリーンバックの皺の部分ですね
これはキーヤーを抜くとわかりやすいかもしれないですけれども、
今こちらに皺の部分があります
こういったのは、かなりキーイングが難しいところになるんですけれども、
どうやってやるかといいますと、やはり先ほどの調整項目を使うことになります
やってみましょう。この状態でバックグラウンドを上げてあげると
そうするとこのように皺の部分が奇麗にキーイングできたのがわかります
ではですね、ここで後ろの素材変えてみましょう。
後ろの素材はメディアプールの素材、こういった素材でもいいですし、もちろん動画でも構いません
なので動画素材ですね。
後ろにこんな感じでのっけていただいても、かなり自然に合成ができると
で、もし素材が同じようなグリーンバックのものであれば、同じ設定で抜けてしまいます
カメラ6に接続されているカメラ、カラー素材持っていきます
。押しますとこんな感じである程度キレイ抜けきれているというのがおわかりいただけると思います
はいっ
それでは今回のをATEM advanced クロマキーヤーご紹介は以上となります
ご覧のように通常の ATEM にあるクロマキーのツールよりは、はるかに
優れたキーヤーとなっておりますので、より細かく
抜きたいとか、完成度の高いクロマキーヤーを作りたい、という方はぜひこちらの ATEMアドバンストキーやですねも
う一回ご紹介させていただきますと
ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4KとATEM Television Studio Pro 4Kに入っておりますので、いずれかのスイッチャー
使っていただきますとこのATEM Advanced Chroma Keyer がご利用いただけます
ぜひご利用いただければと思います