ミキサー・オーディオインターフェイスは、音響関連の多様なニーズに応えるための多機能な機材カテゴリです。以下にその主な特徴を5点挙げます。
- 1. 多機能性の一体化
複数のマイクや楽器の音を混ぜ合わせる「ミキサー」機能と、アナログ音声をデジタル信号に変換してPCに取り込む「オーディオインターフェイス」機能が一体化しています。これにより、1台で音声の収録からPCへの録音・配信までを完結できます。
- 2. 高音質な音声収録
多くは高性能なマイクプリアンプを内蔵しており、マイクからの微弱な信号をノイズを抑えつつ増幅します。これにより、クリアでプロフェッショナルな品質の音声を収録することが可能です。
- 3. 多彩な入出力端子
マイク用のXLR端子、楽器用の標準フォン端子、BGM再生用のステレオミニ端子など、様々な機器を接続するための入出力端子を備えています。これにより、トーク、演奏、BGMなどを組み合わせた複雑な音作りが可能です。
- 4. 直感的なリアルタイム操作
物理的なフェーダーやノブが搭載されており、各入力の音量を視覚的・直感的に調整できます。ライブ配信中やレコーディング中に、リアルタイムで素早い音量バランスの変更が可能です。
- 5. ライブ配信に便利な機能
PC上の音(BGMやゲーム音など)を配信音声にミックスできる「ループバック機能」や、ボタン一つで効果音を再生できる「サウンドパッド」機能を搭載したモデルも多く、ライブ配信のクオリティを簡単に向上させることができます。
このカテゴリーの製品は、高音質な音声を扱いたい幅広い層に利用されています。主なユーザー層は以下の通りです。
- ライブ配信者・YouTuber・VTuber
複数の音声ソース(マイク、BGM、ゲーム音)をミックスし、視聴者にクリアな音声を届けるために必須の機材です。
- ポッドキャスター
複数人での対談や、効果音・BGMを交えた番組制作において、各音源のバランス調整や高音質録音に活用されます。
- 音楽制作者・DTMユーザー
ボーカルや楽器のレコーディング、DAW(音楽制作ソフト)との連携による楽曲制作に不可欠です。
- ウェビナー・オンライン会議主催者
複数の登壇者のマイク音声をクリアにミックスし、参加者に聞き取りやすい音声を提供するために使用されます。
- イベントPA担当者
小規模なライブやイベントで、マイクや音源のミキシングを行うために利用されます。
オンラインイベントにおいて、映像中継の音声入力用に使用しました。
USB-CケーブルでMacBookProに接続するだけで電源が入り、自動的にzoomの音声入力として認識、マイク2本(今回はSHUREのワイヤレスマイクを使用)を接続してGainをあげるだけで簡単にPCに音声を取り込むことができます。
触れる箇所が少なく、操作も簡単なので、初心者にも扱いやすく、廉価版とはいえ、流石は「forcusrite」最も重要なマイクプリ部には安定感があります。また、本体の赤い仕上げも、Gainの周りにある入力レベルに応じた緑・赤のライトも、非常に高級感がありカッコイイです。
1点、USB-Cのバスパワー駆動になるので、ノートPCにUSBハブを接続して拡張しており、かつ同じハブにUSB機器を接続する場合(映像入力など)は、ハブ自体の給電可能電力量にご注意ください。