Classic Pro UPS 1000RTの3つ特徴
- UPSは主に電力の中断や瞬時の停電から接続されている機器を守るためのものです。
- 1000VAの容量は、一般的なオフィス機器や家庭用の電子機器に十分なバックアップ電源を提供できます。
- サージ保護: 電気的なサージやスパイクから接続された機器を保護する機能を持っています。これにより、雷や他の電気的な異常から機器を保護することができます。
Classic Pro UPS 1000RT
UPS1000RTは、常時インバーター給電方式とも呼ばれるオンライン方式を採用しており、通常時、停電時ともにインバーターを経由するため、停電時の瞬断にも対応し、常に安定した電圧、周波数で正弦波出力の電源を供給することができます。タワー型、ラックマウント型のどちらでも設置することができ、ホームユースからプロユースまで幅広くご使用頂けます。信頼性・安定性に優れた正弦波出力のオンラインUPSは、瞬断なく安定した電圧・波形の電源を常に供給する最高の電源バックアップツールです。
UPS 1000RTの特徴
- 瞬停に対応したオンライン方式を採用。
- 安定した周波数、電圧で電源 供給。
- バックアップ時の出力波形が商用電源と同じ正弦波。
- モジュラー端子(電話端子)にサージ&ノイズプロテクション機能を装備。
- バッテリーの交換が簡単。
- ラックマウント、据え置きの両設置に対応。
UPS 1000RTについて
<FRONT(正面)>
1.液晶モニター
2.電源ON/OFF、機能設定ボタン
<BACK(背面)>
3.出力コンセント
4.電話/モデム/FAXモジュラー端子
5.サーキットブレーカー
6.出力電源ソケット
UPS 1000RTの液晶モニター
- INPUT:入力電圧、周波数
- OUTPUT:出力電圧、周波数
- BATTERY:バッテリー電圧、充電率
- TEMPERATURE:温度
- LOAD:使用電力
オンラインUPSのここがすごい
常時インバーター給電方式とも呼ばれるオンラインUPSは、通常時、停電時ともにインバーターを経由するため、停電時の瞬断にも対応し、常に安定した電圧、周波数で正弦波出力の電源を供給することができます。正弦波出力のメリットは商用電源と同じ波形の電力供給が行われる為、PFC回路の動作に影響する事が無く、あらゆるパソコンに対して、より安全に安心のバックアップ電源環境を提供する事ができます。
UPS(無停電電源装置)はなぜ必要なのか
みなさんは、パソコンなどの停電対策をしていますか?停電などめったに経験しないため、気に留めていない方も多いのではないでしょうか?
でも、予期せぬ事態はいつでも起こりえるのです。とくに最近はゲリラ豪雨など、局地的な大雨や雷の発生率が高くなってきました。さらに、日本は台風の通り道でもあり、毎年のように被害を受けています。比較的電源事情のよい、都市部であっても安心はできません。強風による電線の切断や、変電設備の冠水による停電はいつどこで起こってもおかしくはないのです。
パソコンなどの電子機器にとって、電源の停止や電圧が低下することは大問題です。特に、パソコンのOSやアプリケーションは、データをDRAMと呼ばれるメモリに記録しています。このメモリは、停電すると情報が消去されてしまいます。
そのため、大切なファイルやデータは必ずハードディスクなどに保存していると思います。でも、停電するとファイルに保存することができないため、それまで作成していたデータが消えてしまいます。つまり、作業していた時間が一瞬で無駄になってしまうのです。
しかも、最近は処理速度を向上させるために一時的にメモリ内にためておき、後でハードディスクにデータを書き込むディスクキャッシング機能を利用している場合もあります。この場合、動作中に電源が切れると、メモリ内にたまっていたデータがすべてなくなるわけですから、取り返しのつかない障害が発生します。 また、急な停電は、パソコンやハードディスクなどのパーツにも負担をかけるので、寿命を縮める原因にもなります。最悪の場合、システムが壊れてしまうこともあるのです。
そんな停電時に、一定時間(数分から数十分程度)電源を供給してくれるのがUPS(無停電電源装置)です。UPS(無停電電源装置)が電力を供給している間に、安全な手順でパソコンを終了させることにより、不意のトラブルを未然に防ぐことが可能です。もちろん、パソコンだけでなく、電源が切れてしまうと大問題になる機器にもご利用いただけます(注意:モーターや電球など大きな電力を消費する機器は接続しないでください)。
イザというときに、あなたの大切なパソコンやデータを守るための保険として、UPS(無停電電源装置)の導入をお薦めします。 CLASSIC PRO UPSシリーズは、全てのクリエイター、エンジニア、パソコンユーザーの心強い味方です。
電源トラブルの代表的な例
電気を使った機器を使用している限り、そこには様々な電源トラブルが想定されます。それらのリスクを軽減するのがUPSを用いる最大の目的です。
人為的なトラブル
- 誤って電源を切ってしまう(スイッチ操作のミス)
- ケーブルに足を引っ掛けて抜いてしまうといった配線関係のトラブル
- 電気工事や検査など、あらかじめ予告されている電源の停止
電源設備によるトラブル
- 瞬間的に複数の電気製品を使用することによるブレーカー遮断(停電)
- 大きな電力を消費する電気器具を起動する際に発生する大電流による電圧変動やノイズ
- 配電設備の老朽化や、使用している電気機器が原因による電圧の低下
- 配線からの電流漏洩(リーク)
落雷によるトラブル
- 落雷によって電線などの送電設備が破壊される。比較的長時間に及ぶ停電
- 送電設備の安全装置によって、瞬間的に発生する電力低下・停電
- 衝撃的な高電圧・大電流(サージ)が瞬間的に流れる
- 屋内の配線に誘導電流が発生することによる電力の乱高下
- 雷によって引き起こされる強大な電磁波ノイズ
これらのトラブルは、パソコンや電子機器に悪影響を与え、装置の寿命を縮めたり、最悪の場合は機器を破壊することもあるので、大変に危険です。さらに、サージは、電源関係だけではなく、屋外から引き込まれている電話線やテレビのアンテナ線を伝わって電話機やインターネット機器を破壊することもあります。さらに、雷が発生する電磁波ノイズは、コンピュータ機器に影響を与えることも多いのです。
CLASSIC PRO UPSシリーズは、これらの電源関係のトラブルのうち、停電や電源電圧の低下、電話線を経由したサージから機材を守る機能を備えています。
Classic Pro UPS 1000RTの仕様
入力 |
定格入力電圧 |
100V |
定格周波数特性 |
50Hz/60Hz |
電圧範囲 |
(55~145) ±5VAC(60% LOAD) (65~145) ±5VAC(70% LOAD) (75~145) ±5VAC(80% LOAD) (85~145) ±5VAC(100% LOAD) |
周波数範囲 |
45-55Hz+/-0.5% 50Hz type 55-65Hz+/-0.5% 60Hz type |
入力電流 |
14A max |
PFC |
0.98 |
THDI |
<6% |
バイパス電圧範囲 |
(95~135) ±5VAC |
出力 |
出力電圧 |
100/110/115/120/127VAC 切替可能 |
PF |
0.9 |
出力容量 |
1000VA//900W |
インバーターオーバーロード容量 |
105%~150%: 30秒アラーム後、バイパスモード >150% : 300ミリ秒アラーム後、バイパスモード |
電圧精度 |
±0.2 |
Load crest |
3:01 |
ACモードからBATモードへ |
0ms(転送時間) |
BATモードからACモードへ |
0ms(転送時間) |
効率 |
LINEモード ≧90 % (最大負荷時) BATモード 87% ECOモード 94% |
出力周波数 |
Mainモード |
入力周波数と同じ |
batteryモード |
(50/60±0.2)Hz |
位相固定率 |
≤1Hz/s |
TVHD |
Full linear load < 3% Full nonlinear load < 5% |
バッテリー |
形式 |
密封鉛畜メンテナンスフリーバッテリー |
数量 |
2 |
DC電圧 |
24V |
内蔵バッテリー |
9AH/12V |
出力電圧 |
27.1±0.4V |
バックアップタイム |
バッテリー容量に基づく |
充電方法 |
3ステージチャージ |
充電電流 |
1A |
本体寸法 |
440(W)×88(H)×468(D)mm |
本体重量 |
12.0kg |
Classic Pro UPS 1000RTのバックアップタイム(参考用)
使用電力 |
100W |
200W |
300W |
400W |
500W |
600W |
700W |
800W |
バックアップタイム |
24分1秒 |
19分54秒 |
14分20秒 |
8分30秒 |
7分19秒 |
5分00秒 |
3分00秒 |
2分30秒 |
※使用電力によって時間は変動します。
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