フルサイズミラーレス一眼カメラの最先端技術を小型軽量ボディに凝縮。APS-Cサイズの有効約2420万画素CMOSイメージセンサーExmor(エクスモア)、そして最新の画像処理エンジン BIONZ X(ビオンズ エックス)や動体予測アルゴリズムなど、フルサイズミラーレス カメラ開発で培った最先端技術の搭載により、世界最速0.02秒※1のオートフォーカス(AF)や高精度・高追従のリアル タイム瞳AF、高い精度で被写体を認識し追従し続けるリアルタイムトラッキング、よりスムーズで安定した動画撮影時のファストハイブリッドAFなど、大幅なAF性能の向上を実現しています。さらに、タッチ操作に対応した180度チルト可動式液晶モニターをα6000シリーズ※2として初めて採用し、自分撮りやVlog(ビデオブログ)、グループでの静止画・動画撮影もサポートします。
高速・高精度・高追従AF性能
像面位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用するファストハイブリッドAFシステムに加え、高速処理を実現する最新のBIONZ X、フルサイズミラーレス一眼カメラの動体予測アルゴリズムを本機に最適化し搭載することにより、世界最速0.02秒※1のAFを実現します。撮像エリアの約84%をカバーする高密度425点全面位相差AFセンサーの搭載に加えて、コントラストAF枠を425点に多分割化し、広範囲・高密度に測距点を配置することで、被写体をより高精度に捉えます。さらに、AF-Sモード設定時のAF検出輝度範囲の下限値としてEV-2※7を実現し、暗いシーンでも高精度なAFを生かした撮影が可能です。
検出精度・速度が向上したリアルタイム瞳AF
AI※3による物体認識により即時に瞳情報を検出するリアルタイム瞳AF機能の精度・速度が向上。正面からうつむき顔になった場合や、振り向いた瞬間、逆光で顔が暗いシーンなど、フォーカス合わせが難しい状況でも、瞬時に瞳を検出し追従します※8。またフォーカスモードの設定を問わず、シャッターボタンを半押しすると同時に被写体の瞳を検出することが可能になるなど、利便性が向上しました。AF-C/AF-Aモード時には、そのまま瞳を追従し続けます。さらに、フォーカスする瞳を任意で選択することが可能。あらかじめ「オート」「右目」「左目」から設定できることに加え、「右目/左目切替機能」をカスタムボタンにアサインしておけば、撮影中でもボタンを押すたびに検出する瞳の左右を切り替えることができます。2019年夏に予定しているソフトウェアアップデートにより、リアルタイム瞳AFは一部の動物の瞳にも対応する予定です※9。
新開発の高性能リアルタイムトラッキング
フルサイズミラーレス一眼カメラ『α9』の、AI※3による物体認識を含む最新のアルゴリズムを最適化し継承。被写体との距離、模様、輝度などの空間情報を高速に検出し、複雑な動きやスピードに緩急のある動体を高精度に 認識し追尾し続けます。特に被写体が人物や動物※8の場合は、AI※3により瞳の位置情報を並行してリアルタイムに認識します。静止画に加え、動画撮影時にも有効です。また、メニュー画面にてタッチトラッキングを設定しておけば、捉えたい被写体をモニター上でタッチするだけで追尾する被写体を選べます。離れた場所から走ってくる陸上選手を撮影する際には「押す間トラッキング」、 不規則に動き回る子どもやペットには「タッチトラッキング」など、シーンに応じた機能を選択することが可能です。
AF/AE※4追従最高約11 コマ/秒※5の高速連写
AF/AE※4追従で最高約11コマ/秒※5のアフタービュー方式での高速連写を実現。バッファメモリーの大容量化などによりJPEGスタンダート約116枚の連続撮影が可能で、決定的な瞬間を捉えることができます。表示タイムラグを抑えたライブビュー方式では最高約8コマ/秒※10(連続撮影モード「Hi」時)が可能です。また、最高約8コマ/秒※10のサイレント撮影を使えば、静粛性が求められる舞台などのシーンや野生動物やペットなどを静かに撮影したいシーンにおいてもシャッター音に憚られずに撮影ができます。
高性能な画像処理エンジン「BIONZ X」
銅配線の採用と高効率な回路プロセスによる高い集光効率を実現した有効約2420万画素APS-Cセンサーに 加え、フルサイズミラーレス一眼カメラと同じ最新世代の画像処理システムを採用。画像処理エンジンBIONZ Xと画像処理をサポートするフロントエンドLSIを一新することで、ISO100~102400(静止画時拡張)を実現し、暗所や薄暗い室内での高感度撮影時にも優れた低ノイズ性能が得られます。加えて、高い色再現性を実現するアルゴリズムにより、人物の肌色なども自然な印象で描写します。さらに、システム内の16ビット画像処理や14ビットRAW出力にも対応。より豊かな階調表現が可能です。
よりスムーズで安定した動画撮影時のファストハイブリッドAF
大幅に性能向上したファストハイブリッドAFシステムにより、フォーカスの正確性がより求められる4K動画撮影時も、スムーズにそして高精度に被写体を捉え続けます。被写体の手前を何かが横切った場合にも安定した フォーカス合わせを実現。ワンマンオペレーションでの撮影時にも、構図に集中できます。フォーカスの切り替えの速さや敏感度も好みに合わせて設定が可能です。背面の液晶モニター上でフォーカスしたい被写体にタッチすれば※11、リアルタイムトラッキングにより、スムーズかつ高精度に追従し続けます。
画素加算のない全画素読み出しによる解像力の高い4K動画記録
スーパー35mmフォーマットで高解像度4K動画の本体内記録ができ、4K(QFHD:3840×2160)映像に必要な 画素数の約2.4倍※12(6K相当)の豊富な情報量を活用して4K映像を出力します。さらに常用ISO感度は最高32000まで対応。暗所や薄暗い場所での高感度撮影時にもノイズを抑制し、高画質撮影が可能です。4Kの記録 フォーマットには、業務用映像制作に使用されているXAVC S※13を採用し、最大100Mbpsの高ビットレートで高画質撮影することができます。
プロの映像制作をサポートする多彩な動画機能を搭載
4K HDR対応のピクチャープロファイルとして、インスタントHDRワークフローを実現するHLG(Hybrid Log-Gamma)※14方式による4K HDR撮影にα6000シリーズ※2として初めて対応。さらに、S-Log3、S-Log2ガンマ※15の採用により、白とび、黒つぶれを抑え広いダイナミックレンジ(1300%)で撮影でき、撮影後の編集時に、色味やトーンを整えるグレーディングによって幅広い映像表現を楽しめます。フルHD映像で120fpsのハイスピード 撮影もできます。また、映像制作をサポートする機能として、4K動画と低解像度Proxy動画の同時記録対応、最大5倍までのスローモーションと最大60倍までのクイックモーション撮影可能なスロー&クイックモーション※6、4K動画からの静止画ファイル切り出し保存機能などを搭載しています。
4K動画のモバイル機器への転送やタイムラプス動画など表現の幅を広げる動画機能
新たにリリースされるモバイルアプリケーション「Imaging Edge Mobile(イメージングエッジモバイル)」※16を使用すると、4Kを含む高ビットレート動画をモバイル機器に転送することができます※17。また、インターバル撮影した画像(RAW画像またはJPEG画像)を使って「Imaging EdgeTM」パソコン用ソフトウェア「Remote」「Viewer」「Edit」※18で時間の経過による変化を動画として伝えるタイムラプス動画を作成できます。タイムラプス動画は、撮影した画素数に より4K解像度の動画制作も可能です。
180度チルト可動式液晶モニター搭載
上下方向への可動に加え、180度反転するチルト可動式のモニターをα6000シリーズ※2として初めて搭載。静止画・動画撮影時に、ハイポジションまたはローポジションからの撮影や構図を確認しながら自分撮りをすることが 可能です。
タッチ操作によるスムーズなフォーカス位置の選択や移動が可能
モニター画面上の被写体にタッチするだけで直感的にフォーカスを合わせるタッチフォーカスを搭載。さらに ファインダーを覗きながらでも、モニターをタッチパッドのように指でなぞるタッチパッド機能を使えば、画面の端から端までスムーズにフォーカスの位置を移動できます。動画撮影中も、モニターをタッチすることでスムーズに フォーカスの位置を変更できます。また、モニターをタッチすることで即時にフォーカスを合わせ、そのまま シャッターを切れるタッチシャッター機能を搭載。タッチ操作で自動追尾可能なタッチトラッキング機能※11とあわせて、用途や好みに合わせて使い分け可能です。
直観的な操作をサポートするカスタムキー設定
最大89種類のオプションから好みの機能を選択し、8個のボタンにアサイン可能。静止画撮影時用、動画撮影時用、再生時用と各モードで異なる機能をアサインできます。
撮影を支える高い信頼性・操作性
高コントラスト・高解像度を実現する約236万画素のビューファインダー、 XGA OLED Tru-Finderを搭載
・小型軽量約403g※19のボディには、堅牢性と軽量化を実現するマグネシウム合金ボディ(トップカバー、フロント カバー)と防塵・防滴※20に配慮したボディ設計、高剛性マウント構造を採用
・約20万回※21のレリーズ耐久性を実現した低振動・高耐久シャッターを採用
・撮影した静止画に5段階で設定できるレーティング機能、再生時の一覧性が向上する連写グループ表示
※1: 2019年1月16日広報発表時点。ソニー調べ。APS-Cセンサー搭載デジタル一眼カメラとして。CIPAガイドライン準拠、内部測定方法、プリAFオフ時、ファインダー使用時。E 18-135mm F3.5-5.6 OSS(レンズ)装着時。
※2: 『α6500』、『α6300』、『α6000』
※3: 機械学習を含むAI(人工知能)の技術を活用。
※4: オートフォーカス/自動露出制御
※5: 連続撮影モード「Hi+」時。撮影設定によって最高連写速度が異なります。
※6:音声記録はできません。Class 10以上のSDHC/SDXCカードが必要です。
※7: ISO100相当 F2.0レンズ使用
※8: シーンや被写体の状態によってはうまくフォーカスが合わない場合があります。
※9: 人物と動物ではモードの切り替えが必要です。シーンや被写体の状態によってはうまくフォーカスが合わない場合があります。
※10: 撮影設定によって最高連写速度が異なります。高速で動く被写体の撮影やカメラを左右に振るなどカメラ本体を動かして撮影した場合に画像に歪みが起こることがあります。
※11: 予めメニューにて設定が必要です。
※12: 24p記録時。30p記録時は、約1.6倍。
※13: XAVC S記録方式での動画撮影時はClass 10以上のSDHC/SDXCカードが必要です。100Mbps記録時には、UHS-I(U3)のSDHC/SDXCカードが必要です。
※14: HDR(HLG)映像をテレビで表示する場合は、HDR(HLG)対応ソニー製テレビと本機をUSB接続しご覧ください。
※15: S-Log2またはS-Log3は撮影後映像処理をすることが前提の機能です。
※16: PlayMemories Mobileの後継アプリケーション。PlayMemories Mobileを既にお使いの方はアップデートすることでお使い頂けます。
※17: 転送/再生の可否はスマートフォンの性能によります。
※18: タイムラプス動画制作には、最新版のソニー純正ソフトウェアの「Imaging Edge」とPlayMemories Homeのインストールが必要です。
※19: バッテリーとメモリカードを含む。
※20: 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません。
※21: ソニー内部の試験条件にて、電子先幕シャッター時。
ソニー SONY ILCE-6400 B の商品スペック
連写機能
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有 |
連続撮影速度
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11コマ/秒 ※Hi+時 |
内蔵ストロボ
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有 |
リモコン/レリーズ
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対応 |
HDMI端子
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有 ※HDMIマイクロ端子(タイプD) |
電源
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リチウムイオンバッテリー ※リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50 |
キットタイプ
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ボディのみ |
標準撮影可能枚数
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350枚 ※ファインダー使用時、液晶モニター使用時:約400枚 |
幅
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120mm |
高さ
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66.9mm |
奥行き
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48.8mm |
タッチパネル
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対応 |
マウント
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ソニーE |
ファインダー視野率
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100% |
ファインダー倍率
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1.07倍 ※35mm判換算:約0.70倍、50 mmレンズ、無限遠、視度-1m-1時 |
Wi-Fi
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対応 |
動画撮影機能
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4K画質 |
可動式液晶
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チルト ※カメラ背面に対して上約90°、下約45° |
撮像素子サイズ
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23.5×15.6 ※APS-Cサイズ、Exmor CMOSセンサー |
有効画素数
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2420万画素 |
液晶サイズ
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3型 ※TFT駆動 |
ファインダー
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有 |
外部ストロボ
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対応 |
対応メディア(メモリーカード)
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メモリースティック デュオ/PRO デュオ/PROデュオ(High Speed)/PRO-HG デュオ/マイクロ/マイクロ(Mark2)/SD/SDHC(UHS-I対応)/SDXC(UHS-I対応)/microSD ※マイクロサイズ使用時には別途アダプターが必要 |
手ブレ補正機能
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無 ※交換レンズ側による |
顔認識
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有 |
重量
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361g ※本体のみ |
ライブビュー機能
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有 |
シャッタースピード
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1/4000 |
フォーカスエリア(測距点)
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425点 ※位相差検出方式、169点(コントラスト検出方式) |
記録画像形式
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JPEG ※DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.3、 MPF Baseline |
RAW ※ソニーARW 2.3フォーマット |
ダスト除去機能(ダストリダクション)
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有 ※帯電防止コートおよび超音波振動によるアンチダスト機能 |
ムービープログラム
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有 |